「待ってくれ、この娘は外国人なんだ、俺の彼女で今日ンコソパに着いたばかりなんだよ!」
 彼はそのドローンに向かって何か説明を始めた。
『……』
「名前、早く名前を」
「え?」
「早く!」
「えっと……丸尾桃です」
『マルヲモモ……○○と交際中の異邦人、登録完了……』