「戦隊の牝奴隷はいっぱい居るが、お前ほど性奴隷が見に染み着いているのは居ないよな!」
「違います! ああ……違うのぉ!」
 そう言うサヤの股間から噴ぶいた愛液は、ビルを濡らし、道に水溜まりを作り、人々に傘を差させる。
「順調かな……」
 見上げるゴーミンはズゴーミンを見ていた。
「彼は自分が一度死んでることを覚えていないのだろうか?」
 新生ザンギャックの末期にあった世界大戦で、サヤを気に入っていつもレイプまがいの慰安行為をしていたズゴーミンは戦死している。
「ゴーカイジャーが行動隊長を倒すついでに倒されたのにな……」
 それを見ていた自分さえ、本当はあの戦闘で死んでいるかもしれないのだから、もう訳が分からない。
「あ……来たね」
 ギンガマンの男子メンバーたち五人が跳び掛かってきたのだ。
「早めによろしくです、わざわざ唆してまで巨大化レイプを起こした訳じゃないのだから」
 ズゴーミンに植え付けられた巨大化装置は、インサーンの敗退後に用意された機能だ。
「早く助けないと、スンゴい量のザーメンがサヤの子宮に届いちゃうよ、ギンガマン」