「じゃあ受け取りますね」
少年とは違う、保育幼稚園の保父が二人詩織の乳首に紐を付けて引き始める。
「ひぃ」
乳首の痛みに微かに悲鳴を上げる。
「そうか、奥さんのその声がみんなを集めるんですね、子供達の教材よろしくお願いしますよ」
「大丈夫みんな無邪気な子供だから」
背後から保父に交じって少年がそう付け加えて来る。
「ああ、怖い……帰らせて……こんなのって無いわ」