「え? なんだって詩織ちゃん飲み足りないって?」
 全部飲ませ終わったとたんにそんな事を言われる。
「そんな事、もう三本持って来たぜ!」
「あはは、社長の倍飲みたいって事だね、なんて欲張りな詩織ちゃんの尻の穴なんだろう」
 勝手な事を言いながらテーブルに押し倒されて、尻を上げさせられる。
「ひっ!」
 目の前に眠っている草太朗さんの顔があった。
「じゃあ、もう一度」
「「カンパーイ!!」」
 カキカキンッ!
 ジュボボボボ!
「んひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
 三本いっぺんにビール瓶が挿入されて、それぞれが激しく揺さぶられて一気に三倍のビールが流入して来たのだ。
 だから、詩織は最も声を出してはいけない場所で今日一番大きな悲鳴を上げてしまった。