「あ、うんちおばちゃんだ!」
 商店街に入った途端にそんな子供の声が響いてくる。
「わーーーい」!
 以前に連れて行かれた保育幼稚園の園児たちが手に手にイチジク浣腸を持って詩織に駆け寄って来た。
「ちょっとダメなのよ」
 大量浣腸をされてそれを必死に堪えている詩織のアナルに、無慈悲に追加で浣腸をを仕掛けてくるのは無邪気な子供達だった。
「うんちおばちゃん、嬉しい?」
「え……ええ、嬉しいわ」
 こどもの目に曇りは無い、そうあの時も詩織は裸だった。この子たちにとって詩織は裸でいるのが普通なのだ。
「嬉しい時にはなんて言うんだっけ?」
「えっと、ありがとう」
 詩織がお礼を言うと、彼らはにっこりと微笑んで。
「どういたしまして!」