「社長の目の前で、やる事やろうぜ!」
縛り上げられて詩織はそのままテーブルに乗せられる。
「ひぃ……あ……」
膝の先すぐにテーブルに突っ伏している草太朗さんの顔があった。
「こ、こんな事……ああやめてください」
詩織が哀願すればするほどに、彼らはその事をしたくなるようですらあった、とは言え彼らの気を削げるかもしれないからといって、やって欲しいとは口が裂けても言えるものではないのだ。