ズズ……
 手慣れた感じで詩織のアナルに先端を挿入し終えると、待ちに待った要領でピストンを押し始める。
「いや……そんな事、しないで……浣腸なんて……うぐ……」
 大容量ゆえの抵抗感にも容赦なくグリセリン原液が詩織の腸内に抽入され続け、腸壁を荒らすように激痛と排泄感が詩織の中で暴れまわる。
「気持ちよさそうな声出してると、社長が目を覚ますぜ」
「ひっ!」
 そう、草太朗さんの目の前で縛り上げられた状態で浣腸されている、あまりにも現実感の無いシチュエーションだった。