我が家の畜舎に裸で入って行く、既に初めてではないその行為に慣れるはずも無い、しかもその日は更に違っていた。
「ひっ……」
人の気配が多かったのだ……
「うちの映研の連中だよ」
下宿学生が詩織の側まで来て紹介する。
「な、なんで……何であなた達だけじゃないの?」
黙々と撮影準備を始める映研のメンバーを尻目に下宿学生は詩織ちゃんが綺麗だからとしか、その場では答えなかったのだが……