ガクガクと腰に力が入らなくなっている……
「もう仕方がないなぁ」
 少年が深雪の手を取り、地面に付かせる。
「え?」
「これで歩けるでしょ?」
 これで歩けるでしょ、歩けるでしょ、歩ける……
「ええ……歩ける……」
 心に素直に言葉が浸透して、お尻をあげた状態で歩き出す。
 リードがお尻の頂点から深雪の頭上を越えて前に引かれる……
 それにつれてローブが腰あたりまで捲れて、下半身が完全に露出してしまう……
「ああ……」
 そうされている自分に、さらに興奮が増していくのが解る。
「はぁはぁ……」
 さらに、より窮屈な体制で足を進める旅にアナルで栓がが動き、いちいち快感を増幅する。
「こんなの……はぁ……こんなのは……はぁ……」
 否定する、自分ではないと、しかし。
「気持ちが……はぁ……気持ちぃ……はぁ……」
 飲み込まれそうにもなる。