「さあ、二回戦だぞ、喜べ!よく見知った相手だ」
 ゴーミンはそう言うと菜月をFFジャンケン会場へと引き出していく。
「別に……好きじゃないし」
 菜月にしたら、醜く改造された身体を知人に知られたくは無いから。
「まあ、すぐわかる」
 抵抗なんてしても、無駄な事は骨身にしみている。