早輝と美羽の巨大化した胸の間に挟まれて至福の声を上げる妖怪は、手が動くままに、二人の胸を更に巨大化させていく。
「く……苦しい……」
 動けない状態のまま、妖怪の手は二人の胸を更に大きくしていく。
「ダメ……死んじゃう」
 身動きのとれない二人が、自分の胸の乳圧に圧死させられそうになっている。
「もう……こんなに大きくなくて良いからぁ……」
 反応がない。
「ねぇ美羽……」
「こいつ、ニタニタしたまま気絶してる」
「でも、手が動いてない?」
「おっぱい……にへにへにへ」
 妖怪オンブオバケは、幸せを噛みしめながら気を失っていた。
「死んじゃう……」
「もうダメ……」
 最後の瞬間は予想外の形で訪れた。