「あっ」
 路地裏を中心に捜しまわった揚げ句に美羽はやっと早輝を発見した、名誉市民の数人が早輝をレイプし終わるタイミングだった……だがヨコザワルドが美羽に群がる名誉市民にしたようには振舞えない。
 だから、彼らが離れるのを待ってから。
 ブブブブブブブブブ……
「ひぃいいいいん」
 早輝のピアスを震わして、他の名誉市民が介入してこない様にする。彼ら名誉市民は先に行われている行為の邪魔はしないという不文律でもあるようだから、そこにつけこむ事にした。
「ごめんね……早輝」
 美羽が詫びながら近づいて行くと、早輝はビクビクと全身を快感で痙攣させ美羽の方を驚いた表情で見上げていた。
「ヨコザの尻奴隷になると誓って。そうすればピアスから解放される」
「な……何を言って……?」
 美羽言葉の意味が分からなかったのか、早輝は逃げ出そうとした。しかしピアスはずっと振動して状況で素早く動けないのは美羽だって知っている、だから早輝だって這うようにしながら必死にのたうっていた。