ダッパァアアアアアアアアアアアアアアン!
「なんだ、どうした?」
ガラス越しに事の経緯を見守っていた二人のゴーミンの前で、そのガラスが一瞬で真っ白になって見えなくなった。
「これって、もしかして」
「美羽のミルクか」
ゴンッ……ズルル……
ゆっくりとミルクが下へ流れて行き、ガラスにぶつかって同じように滑り落ちる医療系ゴーミンが見えた。
「いったいどうなってるいるんだ、計画は上手くいかなかったのか……」