「さぁ次はあの大股開いてる女にお前の『手』でご褒美をやってやるんだな!」
 ゴーミンが指挿した先に居た女性……また会えたのは嬉しかった、だが正直ザンギャックに拉致されたこんな状況下での再会はしたくない……現実逃避なのかもしれない。
「ま、茉子ちゃん……!?」
「ことは…………!」
 現実は非情だった、空いた口が塞がらなかった。