「気を付けて! 外は危ないわ……何をされるか」
「黙れ」
 パァンッ!
「エリ!」
 茉子に向けた声を遮る為にゴーミンがエリの頬を叩く……。
 ゴーミンが牝奴隷達へ向ける暴力に一切の躊躇はなかった。
「33-02、お前も我々の命令に対して反抗的な態度を少しでも見せれば34-02のようにしてやるからな」
 ゴーミンはそう忠告してクリピアスに繋げていたリードを首輪へ繋げなおした。
 茉子は悔しさに唇を噛み締める事しかできない……。