「はぁ……はぁ……はぁ……!」
 息切れを起こす姫さま……茉子にも経験がある、相当体力を使っていたのだろう。
 ニュルニュルニュルニュル……ニュルッ……
 姫さまの肛門から長く太いチーズの塊が出ていた。
「こいつはなマジピンクの小津芳香の魔力込み母乳を使ったチーズ作成の実験体でな……この場の浣腸器のみならず魔法で転送して腹いっぱいにミルクを注入したら、魔力により促成製作、切らずに輪にするように排泄させると地球のヨーロッパ地方で見掛けるチーズの完成って訳だ。」
 ゴーミンが実験結果をレポートしながら茉子に淡々とチーズ生成の仕組みを説明する。
「許さない! 姫様までこんな!」
「なに言ってる、姫様以外も戦隊ヒロインの肉体とは的確に改造し生産性の向上を心掛けるのが我等の仕事だ」
 これはなんという地獄なのだろうと茉子は今更ながらに恐怖する。