「お姫様も一日での製作量が順次増えて行ったが今日は新記録だ。」
ゴーミンが姫さまから生成されたチーズを収納し、更なる熟成の後で販売ルートに乗る事を教えてくれた。
「姫さま……」
「お前のチーズとは違う販売ルートを考えているのさ」
誰も彼もが敵であったはずの存在に利用され続ける無限地獄の中に居た。