「おおい、みんなぁ!」
「姫さんも一緒とは、遅れて申し訳ないぜ」
 気まずい空気感が居場所を無くしていた所に流ノ介と源太の声が、変わらず元気そうな源太に千明、流ノ介、更に丈瑠の姿も当然のようにあった。
「よく参ったな」
「母上御久しゅうございます」
 明るく手を振ってその場に駆けよって来る男性陣に対して、不安な表情を押し隠している様な女性陣達。
「さて、今日はなんの集まりなの。、丈瑠」
 ぎこちなさを必死に多い隠して茉子は丈瑠に言葉をかける。どこかにゴーミン達が監視しているのではないかと警戒しながら……