全裸にされ両手も縛られているいつもの姿に戻される。
「…………っ❤」
 さっきまで服を着ていたのも相まって全裸でいる事への羞恥心がまた呼び起こされている、心拍数が早くなっているのが胸に手を当てていなくとも感じられた。
 グイッっと黒子さんの手にあるリードが引かれる、体重が前かがりになって自然と足が前に出る。
「くっ……❤」
 自然とこんな事をしてしまう自分が人々を守る、それは大いなる矛盾だった。