ザンギャックに拉致されてどれほどの時間が経過したのかわからない。
 その日も、突然に現れたゴーミンによって静寂は破られる。
 変身能力を失い、戦う武器すらも奪われている現状で、茉子に出来ること……
 それは、いつかくる時のために死なない事だけだった。
「尻を向けろ!」
「くっ……」
 ゴーミンの命令は絶えず、茉子の心に羞恥を生む。
 女として毎日死にたいほどの恥辱を味会わされている。
「幾つはいるかな」
 何か冷たい玉を一つづつ勘定しながらゴーミンが茉子のお尻の穴に入れていく。
「ひん!」
 冷たい感触と、次々に入ってくる玉が奥でぶつかる感触で泣きたくなる。