「お習字しましょう!」
ゴーミンが用意した、筆に墨汁。
「え?」
「茉子先生の白い身体が半紙の代わりです」
「「はい!」」
「ほら」
そうして、ゴーミンは茉子にとって、いや女性だったら誰でも隠しておきたい場所を強調するようにポーズを取らせる。
「好きなところにお習字するんだよ!」
いわゆるM字開脚と言われるポーズを自分の手で広げて寝転がっている。
それが茉子の取らされているカッコウだった。