「あなた達! 一体何者!?」
 ゾロゾロと降りて来る宇宙人達に不気味さを覚える。
「貴様がシンケンピンク、白石茉子か?」
「ええ、私よ……!」
 宇宙人達は茉子の質問には一切答えずに自分の質問だけを一方的に押し付けてきた。
「貴様の身柄も我々ジャークマターが預かる! そこに居る白石響子とジューマンもだ!」
 目に見える数だけでも1000人以上……茉子の状況の方が不利なのは目に見えていた、宇宙人達もそれを知っての強引な質問なのだろう。
「そうはさせないわ……!」
 茉子には守るべき子供達と母親、種族を超えた仲間が危険に晒されようとしていた、降参する訳には行かなかった。
「一筆奏じょ……! きゃっ……!?」
 ショドウフォンを振る動き出しを止められた。
「そうはさせないギョイ!」」