「皆の者、集まるがよい、宇宙の支配者にして絶対政府ジャークマターはその中で暮らすものたちを見捨てたりしない!」
インダベーはそう言って栄養失調や食料不足の一般人達にジャークマターからの施しがあると伝える、これだけの数の難民が生れてしまったのはジャークマターの襲来が原因だと言うのに……
「ほ、ほんとか!?」
「ありがとう……子供達がお腹空かせて……!」
「もう限界だぁ……!!!」
茉子の周りに人が集まってくる、限界状態が何日も続き人々の目つきは生への執着で一杯一杯の様子だった。