「エリ先生の体内も綺麗にできたし、自分でこのナノマシンを注入しなよ」
 エリの目の前に差し出される消化器官をチーズ生産ラインに変えてしまう薬品。
 隔離牛小屋内で現状まだ人畜になっていないヒロインは残すはエリのみ……エリが人畜になれば少年達の役目はひと段落するという所だろう。
「分かったわ……」
 牛怪人やガンマン怪人にまだ負けてすらおらず、隔離条件である母乳が出るという状態も満たしていないエリが自身の選択に巻き込まれ人畜にされてしまう目の前の状況に自責の念に駆られる。
「ん……んあぁぁああああっ!!!❤❤❤」
 エリ自らの手で肛門にナノマシンを注入しすると体内の改造が始まるり、エリの悲鳴がその場に溢れて行く。
「エリッ!」
 ブシュシュッ!
 間を置かずにエリの両胸からも母乳が吹き出し、ナノマシンが全身を巡っているのが理解出来た。茉子がナノマシンをうたれた時は消化器官の改造だけだったはずなのに……