インダベーによって牛小屋に連れてこられた少女も茉子の隣、人畜舎で搾乳機を装着、四つん這いにさせられていく。
「こいつは今、我らの敵キュウレンジャーのカメレオングリーンのハミィという……我らには可愛い所を見せてくれる良い牝奴隷だ」
 チュップ……!
「え?」
 やはりそうだった、最新のスーパー戦隊の中でも既にザンギャックゴーミンの手で牝に堕とされているのだ。
「そんな事、言わないで!」
「こいつも戦隊の先輩だ、シンケンジャーのシンケンピンク、白石茉子と言えば、白石乳製品で地球では有名だぞ」
「え?」
 茉子の間隣で行われる母乳とチーズを生産する後輩達の母体改造……この無力感は一度だけではない、過去にも自分が隣にいながらも何もできずに後輩達が人畜にされていくのを何度も見せつけられた……
 今回も……只々後悔だけが積もってゆく、「人間では無くなる事」「人間としての尊厳を奪われてしまう事」「人畜である事の恐怖」……全部茉子も知っているはずなのに……しかも、その代表であるかのように後輩に説明されるのだ。