それでも難民の数が多く、ザンギャックよりも派手にジャークマターが世界を支配している証拠だった……。
「こんなに……たくさん……❤」
 ハミィの呟きに、難民達の行列を真正面から捉えその人数の多さに全員に渡らないことが何度も母体改造され母乳やチーズが大量に出せる茉子の肉体をもってしても無理な事は分かっているのだ。
「そう、でも限界まで……いかなくちゃ……」
 連日の事だ日に日に搾乳量は減って行くのを茉子は理解していた、だから今日はもう一人つれて来られたのだろうという事も何となく分っていたのかもしれない……