シャーーーッ……
「あっ……❤」
 体内水分の欠乏により、ミルクが出なくなってしまった……
「おぉぉい!?!! どうなってんだよぉ!!?! 俺の分のミルクはッ!?」
 すぐさま難民は茉子たちを罵倒する、無理もない……世紀末のような現状で茉子の生産する母乳やチーズに明日を生きる為の希望がやっと手に入るにも関わらず目の前で無くなってしまったのだから……。
「申し訳ありません……!❤」
「俺の家族がッ! 嫁がッ! 息子がッ! お前の作る食材を頼りに生きてんだぞッ!?!! 土下座しろッ!?」
 土下座までさせ、足蹴にしてくるのだった……
「誠に申し訳ございません……!❤」
 謝る事しかできない……どうしようもなかった……