「さて、こう言う時にする事は一つです!」
 子ゴーミンの先導は続いている。
「うん」
「どれだけ、おっぱいが出るか気になるから、牛さんみたいに搾乳してみよう!」
「ひっ!」
「さくにゅうって?」
「おっぱいを搾るんだ、でも手でやるのは大変だから、機械を持ってきたよ」
 子ゴーミンのほかのメンバーが持ち出してきたのは簡単な搾乳器とミルクを溜める為のケース。
「「「へぇ」」」
「これで搾るの?」
「ああ、見てろよ茉子先生のミルクならきっと美味しいぞ、毎日のお弁当の時間に飲めるかもよ!」
 手際よく装着された機器からケースへと順調に母乳はたまり始めていった。