茉子が悲鳴を上げて倒れた。
「「茉子!」ちゃん!」
その背後に一人のゴーミン。
「モヂカラで飛ばしたのか」
「油断大敵だよ」
「あああああああ!」
背中を揉みし抱くように茉子が地面を転がっていく。
「茉子!」
駆け寄った薫は油断していなかった、でも訓練されたゴーミン達は死角を上手く作る事に長けていたのだ。
「あ!」
倒れた次の瞬間には、あちこちを触られる。