「茉子先生よく頑張りましたね、退職届は受理しましょう……ただしゴーミンさんから条件があるみたいです」
「……っ❤」
 ゴーミン……それがバケツ頭の宇宙人達の名前だった。
「お前はもう母乳出まくり、糞も出せない家畜同然だ! ミルク処理の為に度々訪れてやる! 逃げようなんて考えるなよ?」
「子供達の命もかかってますからね、大丈夫だとは思いますが頼みますよ茉子先生」
 絶望の中、退職届は受理された、元より子供たちの安全の為に提出した退職届だったはずなのに……そこから出された条件は、さらに理不尽だった。