「茉子ちゃん! 大丈夫!?」
「えぇ……だ、大丈夫よ……❤」
ミルクだけ回収し、そそくさと撤収するゴーミンを追いかけるでもなく、雑に扱われた茉子を見て真っ先にことはが駆け寄ってくれた。
「ケガない!? 何されたん!?」
ことはが心配してくれる、どうやら何をされていたかまでは分かっていないようだった。
それほどまでにことはが純粋であるという事を知ったと同時に少し安心した……。