バチンッ……! ビリビリビリッ……!!!
「んぅっ……!?」
 指先から何かが放たれ体の感覚が一気に遠のいてゆく……この感覚は一度じゃない、だがバケツ頭の宇宙人と同じだとは思いたくなかった。
 それは直感的な母性本能だったのかもしれない。
「おっ捕まったか?」
「兄ちゃん達バッチリだよ! お父さんの言う通り若い時のお母さんもチョロいねぇ〜」
 気絶した茉子の周りに子ゴーミンが2人集まり様子を見に来る。
「さっさと運んでお楽しみタイムするぞ〜」
「「はーい!」」