ヒロイン達の活躍によりヨコザの復活は完全に阻止された。
『儂は望む……牝たちの幸せを……! 儂は望む……儂が与えられないのならば……日常にその因子を……! 儂は望む……牝たちが快楽の中で暮らせればいいと……!』
 ヨコザは世界に溶けていく、とうの昔に誰も認識出来ないほどに、希薄になっていく……グルグル全ての世界まで回り留まる事は無く、何処にもいなく無くなって行く、思考の中でヨコザは想う、ただひとつだけを……
『最も嫌悪し屈辱するモノにこそ身体の底から悦楽を感じるてしまう牝たちを……!!!』
 その呪いは世界の理と一つになって行く……こうしてヨコザはアカシックレコードに二つ目の刻印を残したのだった。
「え!? ん❤❤……」
 それは、茉子にとって望まぬ出産に性交、人畜としての乳製品生産、果ては恐怖感まで覚えた人間としての尊厳を奪うナノマシン投与にすら……拒絶や嫌悪の感情と比例すして意志と反して感じてしまう身体が出来上がっていた……
 茉子自身も知らぬ間に……