カチャッ……
「外してやるぜ……耐えきれないだろう?」
「あぁっ……!❤❤❤」
 自慰を止められないでいる茉子の両手を取り押さえられ、その後で茉子自身に見える様に3点ピアスと首輪が外される、高まった状態で刺激的なアイテムが取り外されてしまった為に、一人歩きしてしまった快楽は解放というよりは不完全燃焼のように全身を蝕み、まさに名残惜しい感情が残像の様に響いている。
 自由を縛る為のピアスが恋しくなっている自分に驚く。
「気持ち良くなりたくて仕方ないんじゃないか?」
「そっ……そんなこと……無いわっ!❤❤❤❤❤」
 図星だった……だけど屈する訳には行かない、彼らに弱みを見せてしまえばもう戻れない……そんな気がした。
 しかし母体の興奮は時と共に確実に進行しており今すぐにでも快楽によって果ててしまいたくて仕方がなかった……。