「口の中にも……お願い、します……❤❤❤」
 一人一人の精液の味が違うのは知っていた、しかし名誉市民に直接口内射精をお願いするのは、それこそ台本みたいなもので事前にそうお願いする様に命じられている。
 ビュルッビュル……ドピュルルッ……!!!
 舌の上に溜まるように精液が射精される、しかし今日男性器を覚える段階では一度も飲まされていないのが現実で……。
 チーズへの異物混入などの不安要素もたくさんあるが、何としても一刻も早くこの企画を終わらせたかった……。
「あぁ……❤」
 口を大きく開け精液を溜める、顎下に手皿を作り垂れた分も無駄にしないようにと貴重な素材として受け止め、確保する。
 この精液の味が誰の男性器から放たれたものか、当てる為の貴重な判断材料だと思考を巡らす今日いる三人だって過去に何度も犯され、咥えさせられ精液だって飲まされて来たのだから。
「ん……」
 クチュ……クチュ……こくんっ
 記憶の中にあるその味を必死に思い出そうとする茉子だった。