「……うう……」
 それは精液の味がするチーズ。濃厚な口当たりの良い今まで食べたことのない味だった。
「その辺でお願いします、この後ちゃんと生産器官を洗い直さなきゃいけませんので」
「おお、ザンギャックには感謝しているよ、これからもよしなに」
「園長も政治家のお二人も、よろしく」
 茉子にとっては既にどうでも良くなっていた。