「ほれ、自分で広げるんだよ!」
 オペを受けるためにテーブルに乗り足を広げてみせなければならない。
 ジジジジジ……
「ん……んんんぁ……」
 マジックアームで一番敏感な部位がオペされてゆく、母体が変えられる恐怖に耐える為に声を押し殺すが漏れてしまう。
 処女膜を再生させても痛みを伴うだけなのにどうしてそこまでするのか茉子は疑問だった。
「ほら、散々俺たちの子を産まされたんだ、ゆるゆるになったあそこを新品に治してくれるなんて素晴らしい技術だな!」
 茉子は何を言われているのか分からない、この絶望の世界はゴーミンに嬲られていた時の方が数万倍マシだと思い知らせてくれているのだから……