「姫になんて事を言うの!」
 身に染みているのはサムライとしての自分、牝牛になってるのに身の程を知っていない。
「この人は茉子先生のお友達で本当のお姫さまなんだよ」
「「うわぁあお姫さまだぁ」」
「こっちの人は宇宙警察の刑事さんだよ」
 確か、デカイエローのジャスミンさんだったはずだ。
「刑事さんなのになんで裸なの?」
 純粋な疑問。
 そして、レジェンド大戦に参加した仲間が、いったいどれザンギャックに慰安婦扱いされているのか……
「今日はこのお二人が、新しいお勉強を教えてくれる為に来てくれました」
「「「わぁああい!」」」
「さあ、中へ入ってお勉強の準備をしましょう!」
「「はい」」
 茉子にとっては見慣れた、子供とゴーミンの関係に
「どうなっておる?」
「なに、ここは……ザンギャックなの?」
 二人の目には不思議に映る物らしい。