「ことは綺麗だったなぁ……お父さんも幸せそうで」
 茉子は自室でことはの投げたブーケをまた持ち出してうっとりしていた。
「今度は……私と……丈瑠が、きゃぁあああああああああああああああああ!……///」
 戦いを終えたとはいえ、殿とそう言う事を思うのは恥ずかしかった。
「でも良いよね……ちょっと普通のお嫁さんじゃ無いかもだけど」
 志葉家に入ると言うのは確かに普通じゃ無いだろう、だが愛しい人と共に入れる事は尊いのだとシンケントピアの茉子は感じる。