ゴーカイジャーの活躍によってザンギャックは滅んだ……。
 だが国の法律で正式に"人畜"として登録された響子はこの小さな牛小屋で生きる事しかできない。
 人畜No.000000002"KYOKO"……響子に与えられた名と番号だ。
「人を家畜にしていいわけがないのに」
 隣で茉子がそう呟く所を見て響子は負い目を感じていた……人畜として何もかもが娘より劣ってしまっている事が娘に負担を増やしてしまっており不甲斐なさでいっぱいになる。
 白石ミルクも茉子と響子で2商品販売されているがその売れ行きも茉子ミルクと比べ響子ミルクは下回っているのが当たり前だった。
「元気にしていたみたいだな」
「え?」
 茉子が驚いた方面へ視線を向けるとそこには倒されたはずのゴーミン達がそこに居たのだ。