『ひひひひひひ……ようやってくれたと褒めて使わすぞ我が尻穴どもよ……ようやっと解放されたという訳じゃ……』
 チゴクジョクカンコウジョウトピアの世界が空間に溶け込んだ結果、全てのヒロインは一つの地平に集約され、1人は1人に戻ったのだった。
『復活じゃぁ! アカシックレコードを書き直すことに成功したぞ!』
 ヨコザワルドではなく、ヨコザが世界に顕現してしまったのだった。
『雄に頼る事無く、アナルで愛しあうのに雌雄の差は無い……これこそが究極の愛! 繁殖の欲に塗れることの無い最良の愛の結果じゃ! 儂が総てを愛してやろう、愛を感じ受け入れる事で至高の快楽を受け取るが良い!』
 すべてに響く声はワルドではない、本物のヨコザの声だった。
『儂は分け隔てなく愛を振舞おうぞ! ともにアナルの快楽の中で溶けて一つになろうではないか!』
 その声はもちろん必死に駆けまわるルカの魂にも届いている。
「ヨコザ……私達を前座に使ったというの!」
『前座ではない、愛がゆえじゃよ』
 ちゃんと返事が帰って来る。
「アイムの……その」
 言うべきではない言葉がある。
『そうではないよ、歴史が書き変えられている、私が行った訳ではなくアカシックレコードによって改変されたいくつもの事実が並行で動いておるのじゃ』
 何を言っているのか理解できない、ルカが書き変えられた後の歴史を生きているからだ。
『牝どもがアナルで最も感じるようになったのは儂がアカシックレコードに介入したからじゃ、儂が介入する前に姫のアナルの中に性感帯を大量に植え付けた、改変された歴史のある意味生きた証拠が姫なのじゃよ』
「な!」
『あの後で、アカシックレコードを書き変えられると知っておれば、いちいち一個体のアナルにあれほどまでの改造は施さなかったのう……未来は分からない、だから面白いのじゃ』
「勝手事を!」
『人とはそういう物じゃ、おぬしたちも自らの解放のためにゴーミンという一つの種を滅ぼす作戦を決行したでは無いか……人は身勝手なものじゃ……ひひひひひひひ』