「残念な事じゃなぁ」
 通りすがりのアリエナイザーは心底残念そうにそう言った。
「アイツはどこだ?」
「横沢か? アナルズリの使途か?」
「同じだろ」
「同じかどうかは知らんが、奥じゃぞ」
「じゃあ奥まで行くまでだ」
 タク・ティを見送ってから通りすがりのアリエナイザーは一人ごちる。
「期待しておるよ」