「ひぐっ!」
 ビクビクと全身を痙攣させて千里はぐったりと倒れ込む。
「大丈夫じゃなさそうね……」
「はぁはぁはぁはぁはぁ……だ、だい……ああ……」
 呼吸を必死に整えていた、千里はまたエクスタシーの波の中へ入っていく。
「こ……これって……ああ……その……」
 途切れがちの言葉で千里は必死に説明してくれた。
 ザンギャックが作り出したゲームで身体がそのゲーム上のキャラとリンクしているのだそうで……
 年がら年中愛撫され、調教され、陵辱されているというのだ。
「ちょっと……それって」
「んんんんひっい!」
 一際大きな声で彼女は三度全身を痙攣させた。