会議場にいる90人の別次元のヒロインたちがその言葉に屈した結果だった。今その手で絶頂させるべきは、壇上に立つアイム・ド・ファミーユ。ヒロインたちは意を決し壇上のアイムを押し倒す。
「間違ってるわ!」
「これであなたの望みが叶うのです、私もまた国に帰れる……」
アイム1人が特別じゃない、ここで出会った人たちも並行世界でアイムと同じように生きてきた友なのだ……