「こずこず……」
「どうしよう……」
「でも、盲点だったかもしれないですね」
「え?」
「先輩どうゆうことですか?」
「私たちは非公認の存在ですけど、おじさんには申し訳ないけ何度も公認さんと共闘してますよね」
 美月ちゃんの言葉は、悲しい程にゆめりあ達は慰安婦として牝奴隷として公認さんとご一緒した事が何度もあった。
「ええ……」
「少しは」
 だから、結論は簡単だったろう。
「大それた力貰いに行こうよ、コンプリートしてないとかじゃなくて、きっと公認さんが使うよりも大きな力になると思う、さっき二人の戦いを観ていて気が付いたの!」
 大それた力は非公認であるがゆえに使える力、そして公認さんに許可が頂ければ公認さんに何の負荷もかけずに強くなれる素晴らしい力、大いなる力と名前は似ているがよほど使い勝手がいい。
「それは楽しニャン!」
「やりましょう!」
 これは私達だけにあたえられた希望。