「ただいま戻りました。」
「「おかえり。」」
 ルナちゃんが帰って来て、実働戦闘部隊がやっと全員揃った。
「後は、博世さんの居場所さえわかれば……」
 居場所を知るためにザンギャックTVの加入して、更に名誉市民になってやろうかと思うほどだ、そうなれば公認様のあられもない動画が見放題! なんてゆめりあが半分妄想に浸っていた時。
「ただいまぁ! ピー―スッ!」
「「博世さん!」」
 博世さんが自分の足で帰って来た。
「へへへ! モモレンジャー様とシンケンピンク様に助けて貰いました!」
「「ええええええ! ズルい!」」
 さすがにそれはズルい、絶対にズルい。
「カッコ良かったぁ……はぁ最高の思い出できたぁ!」
「それで、大それた力は?」
 博世さんには多分……
「そういう作戦になってたの? 私知らなかったし、知っててもアキバレンジャーじゃ無いから受け取れないいわよ!」
「それから、伝言なんだけど……最終決戦場所聞いて来たんだけど、モモレンジャー様から……行けるの? あなた達?」
 モモレンジャー様から託されたお言葉! 何という響き、素晴らしすぎる……
「大それた力があれば……多分」
 伝言された場所はもちろん知っていた、でも行ける場所だとは思った事は無いゆめりあだった……