「先輩、ちゃんと説明しました?」
「?」
 何度も尻の穴で絶頂させられて、朦朧としたゆめりあの頭の上でルナの声が聞こえる。
「ヨコザの尻奴隷になれば、ザンギャックの慰安婦からは解放されるって事。私の時もちゃんとした説明がなかったですよ」
「あ……」
 意識が朦朧としていたとはいえ、徐々に言葉の輪郭がはっきりして来る。
「…………」
 沸々と怒りが込み上げてくる。
「美月ちゃん? どういう事かな?」
 ゆめりあの怒りに、美月がバイブを取り落とす。
「えっと……説明させてもらってもよろしいですか?」
 そのまま、恐縮したようにゆめりあの四肢を解放してくれる。ゆめりあはそのままソファに足を組んで腰掛け、その前の床に美月とルナが正座した。
「それで?」
 美月の話は実のところ簡単な物だった。
「しょうがないなぁ……」