AVの撮影内容は当初、輪姦や屋外でのレイプなどがメインではあったが、SMやスカトロなどのマニアックな内容の物まで撮るようになっていた。
 そして、それらは全て美月が望んで撮影している事になっていた。
「もう、むりぃぃぃぃぃ!!!!」
 美月の絶叫と共に、我慢していた糞尿が撒き散らかされる。
 スカトロと言う美月には理解できないジャンルの撮影は、確実に精神を削っていた。
「はぁ……はぁ……」
 息も絶え絶えになり、涙目になっている美月の顔をカメラが撮影している。
「“私の恥ずかしい姿を見てくれて、ありがとうございます。”」
 撮影終了の為には、お決まりの挨拶をさせられる。
「“また次のAVもよろしくね。”」
 次回作の購入をカメラ越しにお願いして撮影が終わる。