「慰安婦としての仕事を教えてやる。」
 ゴーミンが美月を犯し始める。
 何度となく犯された穴に怪人のペニスが出入りする。
 人間のソレとは違い、突起のついた太い肉棒が美月のウィークポイントを責めながら出入りする。
 勝手に感じ始める肉体に悲しくなり、俯いてゴーミンが満足するのを待つ美月。
 その頭をスゴーミンが掴んで、顔を上げさせる。
「しっかりと見ておけ。」
 目の前には巨大な姿見があり、ゴーミンに犯されている自分の全身が写っていた。
「これがお前の仕事だ。」
 美月を犯していたゴーミンが膣中射精し、引き抜く。
 精液が溢れてくる穴に次のゴーミンのペニスが挿入される。
「せっかくだから記録媒体の販売もして、外貨を稼いでやろう。」
 日本でAVと呼ばれている物に美月が出ることを決められる。
「いやーー!!」
 美月の膣中に射精されたのと同じタイミングで美月が叫ぶ。
「拒否権などない。」
「さっそく、始めるぞ。」
 嫌がる美月を犯したままゴーミンがカメラの方へ移動する。


 慰安婦としてゴーミン達に犯されるだけではなく、その様子をAVとして販売させられる事になった美月。
 鏡の前からカメラの前に移動させられると、拘束されていた縄が解かれる。
 体についた精液をタオルで拭き取られ、軽くメイクをされる。
「デビュー作だ、カメラに向かって意気込みを語るんだ。」
 用意された椅子に座ってカメラに向かってカンペを読めと言われる。
「“これからAVに出る青柳美月です。”」
 俯いたまま、自己紹介する。
 顔を上げろと指示されて、引きつったままの顔を上げる。
「緊張しているのかな?」
 カメラを持ったゴーミンが声をかけて来る。
「“はい。少し。”」
 カンペには“笑え”と書かれている。
「“この後、本番が始まると思うと緊張しています。”」
 口角を上げて無理やり笑う。
「美月ちゃんは何でAVに出ようと思ったのかな?」
 カンペに書かれている内容を見て固まる美月。
「“それは……”」
 言葉に詰まる美月。
 ゴーミンがカンペを叩いて早く続きけろと促す。
「“大勢の人に、私の犯される姿を見て欲しいから……です。”」
 泣きそうになるのを堪えて、カンペを読み上げる。
「見られるのが好きなの?」
「“好きと言うか、私が酷い目にあっている姿を見てもらえると……嬉しいです。”」
「酷い目と言うと?」
「“レ、レイプされたり……とか、無理やり犯されたり……”」
「美月ちゃんは、そう言うのが好きなの?」
「“はい……”」
 ついさっきまで秋葉原で大勢の男達に輪姦されていた記憶がよみがえり、体が強張っていく。
「コレ、美月ちゃんだよね?」
 美月の横に置かれたモニターに、その様子が映し出される。
 秋葉原の路上で大勢の男達に犯され膣中出しされる美月、上下の穴を犯されて涙している美月、グロテスクな形の巨大な張り型を挿入され声を漏らす美月。
 反応が薄くなり路上に放置された美月の姿がそこには映っていた。
「!?」
 顔が青ざめ、小刻みに震える体を抱える。
 悲鳴をあげそうになるのを堪えながら、カンペのセリフを読みあげる。
「“はい。たくさんの人に協力してもらって……処女を……捨てる事ができました。”」
 遂に堪えきれずに涙を流してしまう。
「大丈夫?」
「“はい……嬉しくて……”」
 俯いて涙を拭うと、なんとか顔をあげる。
「この直後にウチに来たんだよね?」
 サリィに連れられて、この詰所に連れてこられた。
「“はい。ここを紹介してくれる人がいたので……”」
「“もっと色々な事ができるって……”」
 美月は涙を流しながら無理やり笑う。
「この後100人切りに挑戦するけど、意気込みは?」
「“私が、嫌がっても無理やり犯して下さい。”」
 カンペのセリフを読みながら青ざめていく美月。
「“乱暴にされた方がいいので……嫌がっても続けて下さい。”」
「では、よろしくお願いします。」
「“こちらこそ、お願いします。”」
 カットがかかっても、美月は恐怖で椅子から立ち上がる事が出来なかった。
「あ……あの……」
 画面に映し出されている美月がレイプされている映像を指差す。
「コレか?」
 頷いて恐る恐る確認する。
「どうして……」
 ゴーミンが答えた内容は美月の目の前を真っ黒にする。
「ネットに投稿されているぞ。」
 悲鳴をあげるには十分すぎる内容だった。
 うろ覚えの記憶の中で、ケータイを構えている人達がいた事を思い出す。
「我々の力を持ってすれば、これらの動画を消す事は容易いが。」
「こういうのは、消しても意味ないからな。」
 ゴーミン達は笑いながら撮影の準備を続けている。