美月が振り向くと、犬は早く挿れたいとヨダレを垂らしながら尻尾を振っていた。
 そして、人間の物ともゴーミンの物とも違うグロテスクなペニスが、美月の尻の上に乗っかっていた。
 悲鳴をあげそうになるのを堪えながら、ソレを掴むと、自分の性器へと誘導していく。
『こんなの……入るの?』
 ペニスの根元に見えた瘤状の形状。
 恐る恐る準備が出来てしまっている膣内へとペニスの先端を挿入していく。
「ん、ふ……」
 淫肉を押し広げながら犬のペニスが美月の膣内へと入ってくる感触に、口から勝手に甘い声が漏れてしまう。
『何で……』
 心とは違った反応をする自分の肉体に戸惑ってしまう。